我が家には年子の男の子がいます。

今でこそ、兄弟喧嘩は日常茶飯事にはなりましたが、

幼稚園を卒園するくらいまではお互いにどちらともなくそばを離れず、
べったりとした兄弟でした。

 

テレビを見るのも食事も隣で、

お風呂も一緒、遊ぶ時も歩くのも全ての行動が一緒でした。

 

年子で同性なので毎日一緒にいるお友達のような感じで育っていたの
かもしれません。

 

冬になると、幼稚園からなるべくならもらってきてもらいたくない病気を

どちらかが持ち帰ってきてしまうことも多々ありました。

親としては兄弟を近付けたくなく、

何回も病人から引き離す努力はしたのですが、

お手洗いに行っていたり食事の用意をしていたりして

目を離した隙に親の代わりに看病をしているという事も多々ありました。

 

また、幼稚園児だと一人を置いたまま病院へ行くことも出来ないので、

マスクをして連れて行っても

兄弟児とは別の病気をもらって帰ってきてしまうこともありました。

そして、その病気が良くなった方にまたうつってしまうという

負のスパイラルに陥ることもありました。

 

どちらかが「大丈夫?」と気遣うくらいならまだ良い方で、

添い寝をしていたり、元気になってねとハグしていたり、

ほっぺにチュッとしていたり。

 

当然、翌日にはもう片方に伝染している訳で、

最後に集大成のような症状を私が引き取るという事も沢山ありました。

 

今でこそうつったら自分が大変だという事を理解しているので、

心配しながらも部屋には近付かなくなりましたが、

今でも二人が元気に揃っていないと気持ち悪いようです。

 

水分補給は足りているだろうか、
アイスを買ってきた方が良いだろうかと

1時間おき位に部屋のドア越しに話をしています。

病人の方はたまったものではないようですが、

いくつになってもお互いを思いやる心がなくならないのは、

親として見ていてとても微笑ましいものがあります。

 

年子を育てていて今振り返ると本当に大変だったのは、

この時期かもしれません。

幼稚園の頃が早く帰ってきたり送り、お迎え、行事ごとに

親が出なければならないなど子育て以外の面でも大変でした。

 

でも、卒園してしまうと呆気ないくらいに

親の手が煩わされることもなくなり、

あっという間に成長をしているように思います。

病気をもらい易い年齢の時には、なんでこんな状態になるんだろうかと

悩みもしましたが、子供にとっては他人を思いやる心を育てる良い経験だったのかなと思っています。