小さい頃から些細なことを気にしすぎる所がありましたが、

小学校に入学してすぐにお漏らしをしてしまいました。

 

その場ですぐに先生に報告し、

きちんと自分で掃除などの後始末をして、

保健室で下着を借りて帰ってきました。

 

その時は特に変わった様子もなく、

ちょっと失敗しちゃったという感じで話をしてくれました。

 

先生も連絡帳で

「おトイレに失敗してしまいましたが、

自分できちんと報告と掃除もできました」

と知らせてくれたので、特に気にしていませんでした。

 

それから1週間位して学校の授業参観に行った時、

先生から授業中に何度もトイレに行くのですが、

家では大丈夫ですかと聞かれました。

 

家では普段どおりだったので驚いて話を聞いてみると、

おトイレが心配で何度もトイレに行ってしまうとのことでした。

 

1時間に5回以上行くということだったので、

インターネットで調べて心因性頻尿という病気があることを知りました。

治すにはトイレに行きたい時は好きに行かせるようにすると

そのうち気にしなくなるということだったので、

先生にも授業中でも好きにトイレに行かせてもらうようにお願いしました。

これで少し落ち着くかと思っていたのですが、

プールの授業が始まり、

たまたま事情を知らない先生が何度もトイレに行く息子に

「もう後1回だけね」と言ったことでパニックになってしまって、

余計ひどくなってしまいました。

 

先生には後日事情を説明して息子に謝罪してもらったのですが、

それ以来学校以外でもトイレに何度も行くようになってしまいました。

 

電車に乗ると1駅ごとにトイレに行きたいと言い出し、

バスに乗る前にきちんとトイレに行っても

すぐにトイレに行きたいと言って泣き出しといった調子で、

どこに出かけるにも困るようになりました。

もしかしたら他の病気かもしれないと思い

かかりつけの小児科で相談しました。

 

家でリラックスしている時やおねしょはまったくなかったので、

やはり学校でお漏らししたことが原因の心因性頻尿だろうとのことでした。

 

擬似薬を処方してもらって、

「これを飲めばトイレが気にならなくなるよ」と言ってくださったのですが、

心配性の息子にはあまり効果はありませんでした。

仕方がないので、

学校ではとにかく行きたい時にトイレに行かせてもらうことを徹底してもらい、

家族で外出する時は予定時間より1時間早く出て、

乗り物に乗る前にトイレに行く、

乗った後でも行きたくなったら途中下車してトイレに行く。

 

バスは極力乗らないというようにして、

とにかく自由にトイレにいけるようにしました。

 

それから、ちょっとでも漏れると気になるようなので、

女性用の尿漏れパットをつけてこれがあれば

少しくらい漏れてしまっても臭いもしないし、

パンツもぬれないから大丈夫と繰り返し伝えました。

夏休みに入っても相変わらずでしたが、

電車で外出したある日、

ゲームをしながら乗っていたら

一度もトイレに行かずに目的地まで着くことができました。

このことが大きな自信になったようで、

少しずつトイレに行く回数が減っていきました。

二学期が始まって少しすると、

授業中にトイレに行くことはなくなりました。

 

外出する時もそれほどトイレを気にしなくてすむようになりました。

それでもまだ不安があるようで、

相変わらず外出時には尿漏れパットをしています。

 

まだ完全に治ったわけではありませんが、

少しずつ良くなってきていると思います。

自分からもうパットなんていらないと言うまでは着けさせて、

きちんと完治できるまで気長に付き合っていこうと思っています。